ファンケルえんきんの肝機能障害|結論:因果関係なし【調査結果を提出】

ファンケルえんきん

ファンケルえんきんの肝機能障害
結論:因果関係なし【調査結果を提出】

ファンケルの大人気サプリメント『ファンケルえんきん』を11日分接種した消費者から、薬物性肝炎との診断により同社に連絡があり(2016年9月)

ファンケルは『ファンケルえんきん』と肝機能障害についての因果関係を調査し、消費者庁に報告し、記者会見で発表しました。(2017年8月)

もくじ

ファンケルえんきんと肝機能障害との関係

ファンケルえんきんは、ぼやけを緩和し、見る力をサポートする大人気の機能性表示食品です。

ファンケルえんきんの機能性表示

  • ①手元のピント調節機能を維持し、目の疲労感を軽減する
  • ぼやけを緩和し、はっきり見る力をサポート
  • ③光の刺激から目を保護

ファンケルえんきんは、3つの機能性表示成分(ルテイン 10mg、アスタキサンチン 6mg、ゼアキサンチン 2mg)を配合し、ぼやけを緩和し、見る力をサポートする機能性表示食品として、消費者庁に届出をおこなっています。

ファンケルえんきんと肝機能障害の関係については…、

ファンケルえんきんと肝機能障害の関係

  • 2016年9月、ファンケルえんきんを11日分接種した消費者が、薬物性肝炎の診断により入院したと同社に連絡があった。
  • 2017年8月、ファンケルえんきんと肝機能障害の調査結果を消費者庁に報告し、同社製品と肝機能障害の因果関係はないことを記者会見で発表した。

異常が、ファンケルえんきんと肝機能障害の調査報告の経緯です。

調査報告により、因果関係を否定

ファンケルえんきんを引用している消費者から、同社に対して「薬物性肝炎の診断による入院」の連絡があったものの、同消費者はファンケルえんきん以外にも過去2年間に医薬品12種類の摂取履歴があり、

ファンケルえんきんと肝機能障害の調査報告を評価した久留米大学の神代龍吉教授は

肝機能障害と同製品服用との間に因果関係を断定することはできず、併用された薬物が健康被害をもたらした可能性を否定できない

として、『ファンケルえんきん』と肝機能障害の直接的な因果関係を否定しています。

ファンケルえんきんは肝機能に影響しない

ファンケルえんきんに含まれるアスタキサンチンやルテインなどの成分を調査した結果、サプリメントに含まれる含有量や製造工程に問題は無く、これらの成分が肝機能に影響することがないことが確認されています。

ただし、過剰に摂取することは厳禁

ファンケルえんきんは、ぼやけを緩和し、見る力をサポートすることを目的とした機能性表示商品です。

どんな食品についてでもいえることですが、たとえば、砂糖や塩であっても過剰に摂取すれば健康上の悪影響がでてきます。

ファンケルえんきんは、
薬ではなくサプリメントです

ファンケルえんきんは、ぼやけを緩和し、見る力をサポートすることを目的とした機能性表示商品ですが、あくまでサプリメントであり、病気の治療や機能改善を目的とした薬ではありません。

ファンケルえんきんの1日の摂取目安量(1日1粒)をまもり、過剰に摂取しないようにご注意されてくだい。

 

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